skip の意味と品詞
▼例文
I skipped the class because I had to go a part time job.
アルバイトがあったので、その授業は行かなかった(飛ばした)。
skip はカタカナで”スキップ”として知られているとおり、「スキップする」「飛ばす」の意味として既に定着している単語だと思います。
例えばYouTubeなどの動画サイトで、広告を飛ばすときに「skip ad」というボタンが表示されますよね。
このように普段から見かけることが多いskipという単語ですが、実はskipを含めた熟語を検索すると、若干クセのあるものがいくつか出てきます。
ここからはちょっとそれらを紹介しますね。
ネットでググるとこんな熟語が検索されている
- ship or skip
- time skip
- born to skip
- hop skip
- heart skip
私でもわからないものが多いですね…。
みなさんはこれらの skip を使った熟語の意味がわかりますか?
僕は最後の heart skip とその上の hop skip 以外わからなかったので、一つ一つ調べてみました。
まず “ship or skip” について。
一応このように説明はされていたんですが、説明文の中には”doujin”や”characters”などの文字が並んでいて、どうやら漫画・同人誌に関する説明の模様…。
あまり普段その類の書籍を読まないので、内容がイマイチ掴めませんでした。
多分ですが99%のアメリカ人がこの熟語知らないですね…。
次に time skip についてですが、こちらも調べてみるとどうやらドラゴンボールに出てくるワザのようですね。
ドラゴンボールは知ってる人も多いと思うので、さきほどの”ship or skip”よりだいぶ親近感ありそうですよね。
といっても僕はドラゴンボールGTしか見たことないので、この時飛ばしというワザは知りませんでしたが…。
3つ目の born to skip については、検索してみると渡辺美里さんの歌で”born to skip”という歌があるようです。
おそらく born to skip で検索されている人はこの曲が聞きたかったり歌詞を知りたくて”born to skip”で検索しているのだと思います。
skip 関連の知らない熟語を3つ調べてみましたが、聞き慣れない熟語だったものの調べてみると、なるほど、いろんな界隈での独特な表現だったり、日本のものを英訳していたんですね。
ネイティブの人に訪ねても「?」となる理由がわかりました。
覚えておく熟語は ”heart skip” だけでいい
さて、ここからはネイティブでも聞いたことはあるという skip の熟語について。
先ほど挙げた末尾の2つの熟語になります。
hop skip は「小さいジャンプ」という意味です。
ただこれは普段から出てくる熟語というわけではなく、もっとシンプルに small skip などで表現するため、かなりマイナーなものになります。
ちなみに欧米では子供向けの「hop skip & jump」という玩具があったり、
もうちょっと調べたらジャングルジム的なの出てきました。
本当に覚えてほしいのはこちらの heart skip 。
直訳すると”心がスキップ”となりますが、こちらはうれしくてびっくりしたときのリアクションを表す熟語になります。
▼例文
My heart skipped a beat when I received a phone call from her.
彼女から電話がきたとき、私は(うれしくて)びっくりした。
この他にもサプライズされたときや胸キュンしたときに、こちらの”heart skip a beat”を使って喜びや嬉しさの感情を表現します。
食事やビジネスで使われる”skip”
熟語は以上になりますが、skip が使われる場面はこんなパターンもあるということで、食事とビジネスでのシーンから少しだけ紹介していきたいと思います。
- skip breakfast
- skip lunch
- skip dinner
なんとなくイメージできますよね。それぞれ朝食を抜く、ランチを抜く、ディナーを抜くという意味になります。
ビジネスでは、例えばプレゼンテーションをするときに、
Since we don’t have enough time here, I have to skip my introduction.
ここでは十分な時間がないので、自己紹介は飛ばしますね。
このように、○○を飛ばす、○○を端折るというニュアンスで skip が使われている例です。
こちらもなんとなくイメージができると思います。
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