リモートワークの推進で、ノートパソコンに向かいながら仕事をする機会が断然増えましたね。
かくいう僕もその一人で、新型コロナウイルスが流行りだした2020年初頭を境に、本来は会社のデスクトップパソコンで作業するような仕事を、自宅でノートパソコンでする時間も格段に多くなりました。
今回はそういったパソコンと向き合いながら作業をしている画像をもとに英作文をしていきます。
とはいってもパソコン特有の固有名詞や専門用語は極力出さずに、あくまで仕事上、日常生活に出てくるような英語・英会話の範囲にとどめておりますので、パソコンにアレルギーがある人にも読んでいただける内容になっていると思います。
ぜひ参考にしてみてください。
パソコンで仕事をしている風景
サーバーがダウンしたので、徹夜で作業していた
なかなかないシチュエーションかもしれませんが、サーバーがダウンしたために徹夜で仕事をしなければならなかったところをイメージしています。
注目していただきたいのは、「徹夜」と「サーバーがダウンした」という英語表現。
徹夜には2つの言い方があり、1つ目が例文にあるように through the night、
もう一つが all night。
through 〇〇で「〇〇を通して」という意味なので、比較的覚えやすい用語だと思います。
また、サーバーがダウンするという意味の英語にも2種類の表現方法があります。
それぞれ be down と go down。
時制についていうと、サーバーという性質上どちらかというと過去形で表現(サーバーがダウンした)することが多いと思いますので、過去形での表現もしっかり覚えておきましょう。
The server was down.
=The server went down.
”be down” のもう一つの意味
be down にはもう一つ、全く別の意味があることをご存じですか?
Aさん
Who wants to go out for a drink tonight?
Bさん
I’m down.
Aさんが「誰か飲みにいかない?」と誘っているのに対して、
「賛成」という意志を表したいときに be down を使うことができます。
日常英会話にも頻出の表現なので、こちらの意味も併せて覚えておきましょう。
ちなみに皆さんは徹夜で仕事したことありますか?
僕は今RPAエンジニアを主な仕事としているので、何かエラーが発生したときに多少残業することはあるのですが、
さすがに夜を徹して作業することは今はなくなりましたね…。
20代のころは Webサイト制作が主な仕事だったので、納期に間に合わないときには深夜1時2時までやってましたが、その当時ですら夜通し作業…のようなことはありませんでした。そう考えると恵まれてたのかな…。
皆さんはどうですか?
アイデアを思い付いたら席から離れない
アイデアを思いついたら、しばらく席から離れず作業に夢中になっている様子を表します。
個人的に、30代になって物忘れが進んでいる感覚があるので、思いついたことは極力その場でやるか、もし無理ならスマホにメモしてその日のうちに振り替えるようにしています。
さて英語の話。
「ずっと~し続ける」というフレーズは 「keep 〇〇ing」が定番なので、すでに知っている人が多いと思いますが、
「思いつく」という英語表現に複数パターンが存在するのをご存じでしょうか?
この3種類を覚えておけば困ることはないでしょう。
come up with a good idea … think of a good idea… hit on a good idea…
上記のような使い方をします。
また 「hit on」についてですが、アイデア(a good idea)を主語にして 「 A good idea hit on me.」とすることも可能です。
ちなみに僕は come up with しかこれまで知らなかったのですが、英会話を教えてもらっている友人から、それだけじゃ物足りないよという指摘をうけて、あとの2つを覚えました。
「思いついた」という時制の性質上、過去形の変化もしっかり覚えておきたいところですね。
came up with… thought of… hit on…
just の使い方
みなさんは just の使い方をご存じですか?
定番の単語ではあるものの、just をちゃんと使える人は意外と少なかったりします。
just の基本的な意味は、「ただの」「ちょうど」。
just がなくても意味が通じることが多いのは皆さんご存じだと思います。
上記の例文でも、“just” come up with a good idea としているように、「ちょうどアイデアが思いついた」というようなニュアンスで使っています。
ただこれだけでは不十分。
これに加えて「何も考えず」「とにかく」というニュアンスがあることを覚えておきましょう。
例えば、NIKE のスローガン「Just do it.」。
こちらは「何も考えずにやれ」「とにかくやれ」という意味です。
- Don’t over thinking, just do it.
- Don’t be scared, just do it.
単に「Do it.」と言われるよりも、大きくニュアンスが異なりますよね。
ミーティングがあるから早く仕事を終わらせないと
ZOOMミーティングが当たり前の時代になりつつありますが、皆さんの職場での導入具合はどうですか?
僕の職場ではコロナウイルスが流行り始めた2020年3月ころからすでに機材やその他PC周りの準備が始まって、今ではほとんど出張もなくなって外部との打ち合わせは基本ZOOMミーティングになりました。
すぐ慣れるものですね…。
さて本題です。この段落で注目いただきたいのは、「会議に出る」「会議に出席する」という英語フレーズです。
この3種類を覚えておきましょう。
ちなみにGoogleで「出席する 英語」で検索すると、
participate や take part 、あるいは take placeなどが出てくるのですが、これらはあまり日常会話には登場しません。
もちろん文法的には全く問題はないのですが、ちょっと硬い印象があるフレーズなので、普段の言い方としては get a meeting, join a meeting on, have a meeting などを覚えておきましょう。
変数の定義をミスしていた
最後に変数の定義をミスしていた、という表現です。
今回はパソコンで作業しているプログラマーという設定なので、「変数の定義」という専門用語寄りの表現をしていますが、変数がわからなくても全然問題ありません。
注目していただきたいのは made a mistake(ミスをした) の箇所。
mistake の後に続く前置詞(in, on, at など)によって、ニュアンスが異なってくるのです。
例えばミスをしたのがどこかの場所であれば at (例:I made a mistake at work.)、
何かの演奏会のステージの上でミスしたのであれば on (例:I made a mistake on a stage.)
間違えて何かをしたのであれば in (例:I made a mistake in defining the variables.)
このような使い分けがなされます。
特に in の後には動詞が来るので、よりイメージを膨らませるべく3つの例を追加します。
- made a mistake in defining
- made a mistake in spelling
- made a mistake in choosing
余談なのですが、define 定義するという単語について、
これも大学受験で単語帳に載ってたような気がするんですが、イマイチ英会話で使う場面がイメージできなかったんですよね。
ただ英語のニュース番組や英字新聞では、やたらと登場する単語だったため深堀してみました。
興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ
以上、パソコンを使いながら仕事をしている写真を見ながら英作文をしていきました。
ポイントは2つ、すぐ覚えられそうなフレーズとそうでないもの。
例えば「徹夜」や「ミス」は、聞きなじみのある単語で構成されているので、比較的すぐ覚えられるものだと思います。
一方で、意外と使いどころがわからない just や、「思いつく」には3種類の表現があること、実は「会議に参加する」は “get a meeting” だけで良いことなどは、多少の理解と慣れが必要だと思います。
なぜならこれまで習ったこととは違う英語表現だから。
そのギャップを埋めるのは反復練習しかありません!
参考になりましたら幸いです♪
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