料理と一言で言っても、日本語でも英語でも微妙に意味合いが違うことありますよね。
例えばご飯、食事の意味合いが強かったり、あるいは日本料理・中華料理と言ったり。英語でも同じ料理という意味でも場合・使い方によって色々な単語が用意されています。
cuisine ○○料理
まずは cuisine から。
Googleで「料理 英語」で検索すると、翻訳機能とともに一番最初に出てくるのがこの cuisine 。
料理という意味には変わりないものの、もう少し噛み砕くと「○○料理」というニュアンスになります。
例えば日本料理なら Japanese cuisine 、タイ料理なら thai cuisine 、またエスニック料理なら ethnic cuisine。
cuisine はこのような使い方になります。
cooking 料理する
次に cooking。
cooking は料理する、という意味で使われます。わかりやすいように調理すると訳してもいいかもしれません。
cooking と culinary の違いについて
cooking と似た意味の単語として “culinary” という英単語があります。
- cooking school / class
- culinary school / class
意味はどちらも「料理教室」という意味なのですが、実はそのニュアンスには微妙な違いがあります。
cooking school は家庭料理を教えるような料理教室(日本でいうとABCクッキングがイメージしやすいでしょうか)のことを指す一方、culinary school はプロフェッショナルな料理教室のことを指します。
また、culinary 関連で押さえておきたいフレーズに “culinary arts” という語句があります。
直訳すると「料理の芸術」と訳されますが、もう少し平たくいうと culinary arts は「料理の技・料理の手法」というようなニュアンスになります。
▼culinary art という学位もある
実は culinary art は学位としても認められていて、正式名称は「Bachelor’s Degree of culinary arts.」になります。
学位として認められていることからも、”cooking” とは少しニュアンスが違うということがお分かりいただけるとかと思います。
food 食べ物全般
food は食べ物全般を表します。
dry food
dog food
organic food …
先程出た cuisine も食べ物の一部なので、food > cuisine の関係が成り立ちます。
本当に口に入れられるものは food という認識で大丈夫でしょう。
dish 料理、お皿
「お皿」という意味で聞き馴染みがあると思われるこちらの単語。
一番日本人がイメージする料理に近いかもしれません。
meal 食事
最後に meal。
meal は食事です。
I’m having my meal my meal right now, could you call me later ?
(電話が来て)今食事中なので、後で電話してくれる?
なので料理という意味ではなく、食事という行為を指す場合に使われます。
例えばここを
I’m having my lunch/supper right now.
今ランチ/夜飯食ってる。
meal の代わりにこのようにする表現することもできます。
ちなみにマクドナルドのハッピーセットは「happy meal」と言います。
以上、英語で料理を表現するときの英単語の使い分けでした。
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