書くときには使うものの、話すときにはめったに使わない単語は日本語でもよくあると思います。 例えば「~であるが」などは小説や新聞では見かけるものの、話すときに使うと「何かこの人堅い人だな。。。」と思われてしまいます。 英語でもこのような例があるので「逆に」をピックアップして解説していきます。
「逆に」に当てはまる”英会話フレーズ”は無い
英語で「逆に」という言葉にきっちり当てはまる英会話フレーズはありません。 ネットで検索すると、
・on the contrary
・on the oppsite
・on the other hand
・on the oppsite
・on the other hand
などが出てくるかと思いますが、これらの英熟語はどちらかというと新聞やネット記事など、「文章として」よく見かけるものの、 誰かと話すときに持ち出したりすると、かなり形式ばって聞こえて、相手も距離感を感じてしまいかねません。
無難に “by the way” を使う
どうしても「逆に」という形で会話を切り返したいときは、 無難に “by the way” を使うのが良いでしょう。
皆が聞きなじみのある単語ですし、もちろん基本的には「ところで」という意味で使うものの、 「逆に」と同じように、会話を切り返すときに使うので、会話をする上では特に大きな違和感も感じられないと思います。
ゴリラ
ちなみに英語の略語でよく見かける “btw” は “by the way” の省略形だよ。
教科書通りに覚えてしまって、いざ話すときにそのまま使うと、堅苦しいイメージを与えてしまうこともあるので、
文章と会話に分けてインプットするのが英会話上達の近道です。