【申請する】apply の意味と熟語 “adopt” との違いも解説!

語彙力

一部地域でいよいよ60歳以下のワクチン摂取が始まりました。

エラー - NHK

ワクチン接種には接種券が必要みたいで、行政から順次接種券が配布されている模様。

高齢者さんの予約枠に空きが出ているという報道もあったので、思ったより早いタイミングでの摂取開始という印象です。

早く打ちたいですよね、ワクチン。

さて今回は apply という単語について意味や熟語を解説していきます。

apply の基本的な意味

申請する

apply の意味は「申請する」になります。

聞きなれない訳し方に戸惑う方もいるかと思いますし、確かに Googleで検索すると、「適用する」「当てはまる」「施す」といった意味が出てくるものの、個人的には「申請する」で覚えておくのがおすすめです。

apply の熟語

ただ、いきなり「申請する」で覚えましょうと言われても、なかなか頭に入ってこない方も多いかと思います。

実は apply は熟語として使われることが多い単語なので、より日常生活で使われる場面が多く使用頻度も高い定番表現を2つピックアップしてみました。

2つの表現を見ながら慣れていきましょう。

apply to ○○

▼私はマネージャー採用でアップル社に申請した。
I applied to Apple for a management position.

まずは「apply to 〇〇」という “to” と使った表現から。

apply to 〇〇で「〇〇に申請する」という意味になります。

〇〇には申請先が入りますので、上の例文でいうと申請先はアップル社になります。

ちなみに〇〇の箇所には他にもこんな申請先が挙げられます

  • 市役所に申請する→ apply to city hall
  • 会社に申請する→ apply to the office

apply for 〇〇

▼私はマネージャー採用でアップル社に申請した。
I apply for a management position to Apple.

もう一つの apply を使った定番熟語 「apply for 〇〇」は、申請の内容を表します。

こちらも少し例を見てみましょう。

  • マネージメント職を申請 → apply for a management position
  • 入国ビザを申請 → apply for an entry visa

このように〇〇には申請の内容が入ります

apply に続く単語が、to か for かで、それが申請先か申請する内容かが分かれるので、使い分けをしっかり分けておく必要があります。

adopt との違いは?

ここからは apply に似ている単語について見ていきたいと思います。

▼私たちは新しいオンラインオーダーシステムを採用した。
We has adopted a new online ordering system.

adopt の基本的な意味

そもそも apply という単語は皆さんにどのように認識されてるかをインターネットで検索してみてみると、”adopt” という単語と混同されている?らしき傾向がありました。

「apply adopt 違い」

このように検索されていたり…。少し綴りが似ているからでしょうか?

apply と adopt は意味もニュアンスも全く異なる単語です。

adopt は「選ぶ」という意味。

上の例文のように「新しいシステムを選んだ(採用した)」と言ったり、

We’d like to adopt your idea. あなたの意見を採用したい。

というように、何かを選ぶ・採用する、と表現したいときに使う単語になります。

これだけ見ても apply とは全然違いますよね。

adopt には「養子」という意味も

▼彼は日本から子供を養子に迎えようとしている。
He plans to adopt a kid from Japan.
▼彼は買う代わりに動物シェルターから犬を引き取ろうとしている。
He plans to adopt a dog from animal shelter instead of buying one.

せっかくなので adopt についてもう少し意味を掘り下げていきたいと思います。

実は adopt には養子という意味もあります。

上の例文のように、人間の子供を養子にするという表現の他、動物を引き取るというときにも adopt が使われます。

少し前にブラッドピットとアンジェリーナジョリーが養子を引き取ったりしてましたが、あれが adopt ですね。

まとめ

以上、apply の基本的な意味から、よく使う熟語である apply to と apply for の違いについてまとめていきました。

ちなみに application は「申請書」のことで、スマホにインストールするアプリ(app)と一緒のスペルの単語になります。

スペルが同じなので混同してしまいそうですが、そこは文脈によって意味をくみ取るようにしましょう。

参考になりましたら幸いです。

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