there の基本
先日こんな文章を見つけました。
”What can you say about the locals there?”
「地元のことについて聞かせてくれますか?」
ちなみに locals は「地元の人」「地元のこと」を指します。
「そこにある、そこにいる」で知られる there is, there are 。非常によく聞くフレーズですよね。
ただ there の本来の意味は「向こう」とか「あっち」という意味で、
例えば都会にいるAさんとBさんが一緒に話していて、「(遠く離れた)あなたの地元ってどうよ?」と聞きたいときに、上記のような例文で尋ねることになります。
またBさんがAさんの地元に遊びに来ていて、同じように地元のことについて聞くときには、
”What can you say about the locals here ?”
「地元のことについて聞かせてくれますか?」
このように there のところが here に入れ替わります。
そりゃそうですよね、BさんがAさんの地元に来ていて、「あなたの地元(ここ)ってどうよ?」と聞いているわけですから。
少し前振りが長くなってしまいましたが、there の基本は以上になります。
ここからは there を使った定番フレーズ2つを紹介していきますね。
【電話してるとき】Are you still there?
ひとつ目は Are you still there ?
「もしもし?」「聞いてる?」「そこにいるの?」
など電話で話していて、一定時間返事がなかったときに言う言葉です。
ちなみに同じような意味で、「Are you still listening ?」も使えるので一緒に覚えておくのがおすすめです。
【もうすぐ着く】we are almost there.
どんどん行きます。
次は「もうすぐ着く」almost there. というフレーズです。
almost が「ほとんど」「ほぼ」という意味ですので、almost + there で「ほぼそこにいる=もうすぐ着く」というニュアンスになります。
ちなみに着いてるかどうか確認するときには、yet(まだ) を使って、
Are we there yet ?
「まだ着かないんですか?」
と尋ねることがことができます。
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