一部地域でいよいよ60歳以下のワクチン摂取が始まりました。
ワクチン接種には接種券が必要みたいで、行政から順次接種券が配布されている模様。
高齢者さんの予約枠に空きが出ているという報道もあったので、思ったより早いタイミングでの摂取開始という印象です。
早く打ちたいですよね、ワクチン。
さて今回は apply という単語について意味や熟語を解説していきます。
apply の基本的な意味
申請する
apply の意味は「申請する」になります。
聞きなれない訳し方に戸惑う方もいるかと思いますし、確かに Googleで検索すると、「適用する」「当てはまる」「施す」といった意味が出てくるものの、個人的には「申請する」で覚えておくのがおすすめです。
apply の熟語
ただ、いきなり「申請する」で覚えましょうと言われても、なかなか頭に入ってこない方も多いかと思います。
実は apply は熟語として使われることが多い単語なので、より日常生活で使われる場面が多く使用頻度も高い定番表現を2つピックアップしてみました。
2つの表現を見ながら慣れていきましょう。
apply to ○○
まずは「apply to 〇〇」という “to” と使った表現から。
apply to 〇〇で「〇〇に申請する」という意味になります。
〇〇には申請先が入りますので、上の例文でいうと申請先はアップル社になります。
ちなみに〇〇の箇所には他にもこんな申請先が挙げられます
- 市役所に申請する→ apply to city hall
- 会社に申請する→ apply to the office
apply for 〇〇
もう一つの apply を使った定番熟語 「apply for 〇〇」は、申請の内容を表します。
こちらも少し例を見てみましょう。
- マネージメント職を申請 → apply for a management position
- 入国ビザを申請 → apply for an entry visa
このように〇〇には申請の内容が入ります。
apply に続く単語が、to か for かで、それが申請先か申請する内容かが分かれるので、使い分けをしっかり分けておく必要があります。
adopt との違いは?
ここからは apply に似ている単語について見ていきたいと思います。
adopt の基本的な意味
そもそも apply という単語は皆さんにどのように認識されてるかをインターネットで検索してみてみると、”adopt” という単語と混同されている?らしき傾向がありました。
「apply adopt 違い」
このように検索されていたり…。少し綴りが似ているからでしょうか?
apply と adopt は意味もニュアンスも全く異なる単語です。
adopt は「選ぶ」という意味。
上の例文のように「新しいシステムを選んだ(採用した)」と言ったり、
We’d like to adopt your idea. あなたの意見を採用したい。
というように、何かを選ぶ・採用する、と表現したいときに使う単語になります。
これだけ見ても apply とは全然違いますよね。
adopt には「養子」という意味も
せっかくなので adopt についてもう少し意味を掘り下げていきたいと思います。
実は adopt には養子という意味もあります。
上の例文のように、人間の子供を養子にするという表現の他、動物を引き取るというときにも adopt が使われます。
少し前にブラッドピットとアンジェリーナジョリーが養子を引き取ったりしてましたが、あれが adopt ですね。
まとめ
以上、apply の基本的な意味から、よく使う熟語である apply to と apply for の違いについてまとめていきました。
ちなみに application は「申請書」のことで、スマホにインストールするアプリ(app)と一緒のスペルの単語になります。
スペルが同じなので混同してしまいそうですが、そこは文脈によって意味をくみ取るようにしましょう。
参考になりましたら幸いです。
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